この胸いっぱいの愛を

chiaozo2007-04-10

昨日、見てしまいました(^_^;)
この胸いっぱいの愛を
この映画、公開していた時に見たいなぁ〜と思いながらも行けず・・・すっかり忘れていたのですが、昨日、家に帰るとやっているではないですか!!

思わず見入ってしまいましたヽ(^o^)丿

この映画、映画的には物凄い良い映画というものでは・・・なのですが、この内容が、心に残りました(^^ゞ

「もしも自分が死が決まった時、一つだけ今までの人生で自分の心残りの事を解決できたら・・・」

あなたは何をしますか??

昨日、ラッテも寝ながらこの40年を振り返ってみて、父親の死、大学受験、就職、母親の死など色々考えたのですが、やはりラッテに取っての最大の後悔は・・・・

ワンコの死・・・親よりもかよ!とお叱りを受けそうですが、これがいまだに心に傷を残しています(-_-;)

あれは、98年の秋の事、
当時ラッテは98年の2月にそれまで勤めていた会社を退職、新しく外資系の生命保険会社に転職、よくあるパターンです(-_-;)
この仕事、フルコミッション制で仕事をすればするほど稼げてしまう仕事で、自分の営業力を試したい事もあり、かなり天狗な状態で転職!
最初は順風満帆!!良い調子でした!
そんな中、6月に母親ががんと診断・・・即入院となりました(T_T)/~~~
結果はステージ4、末期がんです。。。
当然手術はしたものの手が付けられず、入院しての抗がん剤治療となりました。

ラッテの仕事は、仕事をした分のい稼ぎはあるものの、仕事をしないと極端に収入は減少します・・・

当然入院にはかなりの費用が掛かります、個室代、抗がん剤代(保険外も多かったので)
それ以外にも、民間療法の漢方などを試したりと、お金には糸目をつけず色々試しておりました(>_<)

そして、夕方6時には毎日病院に行き、母と夕食を共に、母は食事制限はないものの、食欲がなく、それでも口から物を入れないと、元気にならない為、毎日の用に色々なお惣菜などを買って通っておりました(^^ゞ

その時、我が家には2匹にシーズー犬、16歳になるメスのパフちゃん、12歳になるオスのモグワイがおり二人とも肺に水が溜まってしまう病気を抱えていて、こちらも週一での通院と毎日の薬がありました(-_-;)

モグチャンは、姉がペットショップで売れ残っていて大きくなりつつあった、当時はお世辞でも可愛くないシーズーを見かねて買ってきてしまい我が家の一員となりました!!

でも、とても性格の穏やかで甘えん坊の子で、物凄く可愛かったんです!!
おまけにラッテにもとても懐いていて!!
まさにラッテとは兄弟みたいなものでした!!

しかし、彼も病気がだんだん、悪化していて、徐々に弱っていきました(T_T)/~~~

そして、9月も終わりに近くなった時、母の入院も3ヶ月が過ぎ、一時帰宅を許される様になりました!!

そして、週末、母が我が家へ!!
1階に今にベットを用意し、母を迎えると、当然、2匹のワンコも大喜び!!
控えめなモグも母のそばにぴったり付いていて・・・しかし、母の状態で今何かの感染をしては困るので、モグちゃんを母が抱くことは出来ず・・・それでもモグチャンはじっと母のそばで母の顔を見つめておりました(*^_^*)

そして、月曜日に母を病院まで送り、また何時のも生活に、
母は自宅での2日間で気持ちがリフレッシュできたのかかなり元気になりました!

そして、またいつもの生活に、
朝、5時に起きて、ワンコにご飯をあげ、お散歩、老犬2匹のお散歩はゆっくりゆっくりで近くなのに30分は掛かります(^^ゞ

そして、会社に、当時は勤め先が赤坂でした(^_^;)

午前中のデスクワークをこなし、午後から外回り・・・
しかし、ラッテ自身もかなり疲れていて、おまけに精神的にももう限界が来ていた状態・・・
お客様の所へ行くはずが急なアポキャン・・・
何もしたくなく、でも、夕方母の所に行くには一度家に帰ってワンコにご飯をあげても時間がありすぎ・・・そして、家にも帰りたくなく・・・
本当に何も考えられず、第三京浜保土ヶ谷のPAに・・・
クルマを停めて少し寝ることに・・・疲れていたのか、気づくと2時間くらい寝てしまいました。

慌てて家に戻り、玄関からリビングに・・・

そこには、我が家のリビングで一番日当たりのいい所のじゅうたんの上に2匹がくっ付いて仲良く寝ておりました。。。

モグチャンは熟睡、パフちゃんはモグチャンによりそうながら、悲しい顔でラッテを見つめて・・・・
その時、ラッテは初めて気づきました・・・

モグチャンが死んでいることに・・・・・・・・・

我が家で一番暖かくて、気持ちのいい所で、まるで眠るように・・・そばにはパフちゃんが・・・

ラッテはもう、半狂乱・・・目からは涙が溢れ止まりません・・・
そばによってゆっくりとモグチャンを抱きかかえると、もうすでに硬直が始まっていて・・・

なんで、ラッテは今日、会社になんかいったんだろう・・・
なんで、保土ヶ谷PAなんかに寄ったんだろう・・なんで寝てしまったんだろう・・・

もう少し早く帰っていれば・・・
今日1日一緒にいてあげれば・・・ラッテの膝の上で最後を看取ることが出来たのにと・・・
悔やんでも悔やんでも悔やみきれませんでした。

そして、ちょうどその日、母の退院が決まりました(T_T)/~~~
まるでモグチャンが自分の命と引き換えに母を戻してくれたような・・・

結局その晩、ラッテの異常に気づいた、まみあとラッテの姉のちーちゃんが飛んできてくれました。
もう、自分が何をしたらいいのか、これからどう生きていけばいいのかが判らなくなったラッテ、人生最大の悲しみに押しつぶされそうでした。

その夜、新しい箱にタオルを敷いて、モグチャンのお棺を作り、いけないとは判っていたのですがどうしても母に一目合わせたく、病院へ連れて行き、母に会わせました。

モグチャンは翌日、葬儀屋さんももと、だびのふされ、天国に!
もう、病気で苦しくなんてない生活にまた戻れたんだと思います。
天国では元気に走り回っているに違いありません!!

でも、もう一度、やり直せるのなら、モグチャンをラッテの膝の上でしっかり抱いて、看取ってあげたい!!と今でもこれだけが心残りなんです(T_T)/~~~

今日は長々スミマセンm(__)m